説得力

 20年以上前、私がまだ杖道3段のころ、稽古中に師匠に言われました。「君はへんな癖がなくて、それは良いのだけど、どうも説得力がないんだよなぁ」

なんとなく言われた意味はわかりました。迫力がないというか、元気がないというか、決められた形をただ淡々とやっているだけということだと思います。

 

 杖道での説得力とは、他人が見たときに、この人はよく稽古しているなと思わせるような、技や動きのきれ、姿の安定感、杖や剣のシャープさ、迫力ある掛け声などだと思います。

 

 では、どうすれば説得力が出てくるでしょうか?

一番大切なことは稽古を続けること、出来るだけ稽古を休まないように、稽古量が少なくならないように、そして稽古の質も大切です。一回一回の稽古を気を抜かないように、しっかりと掛け声を出して、真剣に行うことです。あと、できたら家でも、少しでも良いから、一人稽古をしてみてください。

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    RY (日曜日, 21 9月 2014 11:17)

    ブログ面白く拝見しました。
    なるほど!ひたすら稽古ですね。がんばります。