51

  毎年のことですが、また1つ年をとってしまいました。先月末で51歳になりました。


  いつまでも若いつもりでいたのですが、最近はいろいろと身体的な衰えを感じるようになりました。例えば、飲み過ぎると胃が痛くなったり、寝不足だと頭痛がしたり、細かい文字が見えずらくなったりと、少しずつ、若い頃とは違ってきていることを感じる今日この頃です。


  ちょっと前までは、どこにいっても若手と言われていたのに、いつの間にかすっかりベテラン、とても若手とは言えない年になってしまいました。

 

  ところが、これが杖道の世界では、51歳はあまり年配のほうにはならないのです。60歳、70歳でも若い人達と対等に稽古している人や、70歳を過ぎてから入門して稽古を続けている人も沢山います。若い修行者が少ないのが杖道の欠点かもしれませんが、逆に考えれば、高齢でも若い人と対等に稽古できるのが杖道の大きな魅力だと言えると思います。


  私も、杖の稽古に関しては、年齢的衰えはまだ感じていません。60歳70歳になっても変わらずに、息の長い稽古ができるように、今、この50歳代を大切に、しっかり稽古していきたいと思います。


  皆さんも一緒に練り上げていきましょう。